連なる蜂に惹きつけられて…
- 商品番号 /B2079X
- 年 代 / 19世紀後期頃
- 国 名 / イギリス
- サ イ ズ / 縦54.0mm・横46.7mm 厚さ6.1mm(留め具含め9.8mm) (蜂大)縦16.1mm 横21.0mm (蜂小)縦12.9mm 横11.6mm
- 素 材 /サファイア・ガーネット・真珠、金
19世紀後期、昆虫をモチーフとしたジュエリーが大いに流行しました。
その多くが虫の体や羽に宝石を埋め込んだもの。
そんななか、このブローチはお尻が毛彫りされていて、蜜蜂の質感がよく再現されています。
連なる大小の蜂は、身に付けると細かく揺れて(現実にはそんなことはあり得ませんが)親蜂の後ろについて飛ぶ子蜂のよう。
愛らしい、それでいて繊細なアンティークジュエリーです。
蜜蜂は、愛する人をハニーと呼ぶことから、ハニーの象徴として贈られることがありました。
また、フランスではナポレオンの紋章にも使われているように、働き者の象徴でもありました。
イタリアではローマ法王の暗示でもあり、バチカンの柱に蜜蜂の模様があります。
蜜蜂にはこうした様々な象徴的な意味合いがありました。