真っ赤なルビーは天然の物、日の光でさらに内部から燃えるようです。
- 商品番号 /R4022V
- 年 代 / 1899年頃
- 国 名 / イギリス
- サ イ ズ / 縦:5.6mm 横:17.6mm(フェイスの幅) 厚さ:3.6mm 16.5号(サイズ直し無料)
- 素 材 / ルビー、ダイアモンド、18金
赤色の美しいビルマルビーです。日の光の下ではクロムが発色し石の内部からピンク色も見えます。部屋の中では真っ赤な血のような赤色です。
そうした真っ赤なルビーを生かすため、通常の一文字のリングとは異なったデザインになっています。1900年前後にはマーキースを横にしたような形の中に色石とダイアモンドを三つまたは五つ並べるデザインが流行りました。このリングはさらにその横に独立したルビーを爪留めしています。これにより三つのルビーそれぞれが目立つ効果があります。ルビーが美しいからこそ作られたデザインなのでしょう。
側面の爪留めは透かし模様になっており指に嵌めた際にも立体感と金細工の美しさが際立ちます。間に入っているダイアモンドはオールドヨーロピアンカットです。ルーペで覗くとキューレットが見えます。
シャンクの内側には左から王冠、18、麦を束ねたマーク、アルファベットのQが打たれています。 チェスターのタウンマークである麦を束ねたマークはとアルファベットのQは途中で途切れていますが、間違いないと思います。
これによりイギリス製の18金でチェスターで登録され1899年に作られたと解ります。
真っ赤なルビーが燃えるように美しい指輪です。