指で回転させるとフリーメーソンのマークが浮かび上がる。
- 商品番号 /P4036U
- 年 代 / 20世初期頃
- 国 名 / イギリス
- サ イ ズ / 縦:38.8mm 横:24.1mm 厚み:3.6mm
- 素 材 / 9金
フリーメーソンは中世の石工組合のギルドが発展し、やがて貴族や紳士、知識人が入る友愛組織へ変貌していったと言われています。欧米を始めアジア・アフリカなど世界各地にロッジがあり、日本にもあります。古くはモーツァルトやアメリカ建国の父とされるベンジャミン・フランクリンや歴代の合衆国大統領の多くがフリーメーソンであったことは有名です。
その他、政治家や外交官、医者など社会的な成功者が多く加入しています。実は3年程前まで私がイギリスで仕入れたものを毎回鑑定してくれていた鑑定士のお爺さんもフリーメーソンでした。
そのシンボルマークである定規とコンパスを合わしたものがこのペンダントのモチーフとなっています。一見、その表面を見ただけではなんだか分からないのですが、実は回転させると表と裏の模様が一体化し、マークが見える様になります。動画をご参照ください。。
このマークは直角定規が道徳をコンパスが真理を象徴しており、二つが合わさると六角星つまりダビデの星を表すことになる。陽と陰、天と地、男と女、精神と物質など世界の二元性の融合を表すとされています。中央にあるGはGODなど至高の存在を意味するとのこです。
これまで目にしてきた経験ではアメリカではフリーメーソンと一目でわかるジュエリーが多いのに対し、イギリスではこのペンダントのように細工がしており、一見メソニックのものだと分からない何か隠されたようなものがあります。
このペンダントは9金の板に手彫りを入れており、中は中空になっています。左右の穴に軸が通っており、回転する構造になっています。上部は鎖のようなデザインになっていますが輪と輪は固定されています。先端には引き輪が付いており、ここにチェーンを通しペンダントとして使用できます。引き輪のため真珠が天然石などのネックレスにも付けることが可能です。恐らく本来はフォブチェーンなどに付け合わしていたのでしょう。
人を驚かす遊び心もあるペンダントヘッド。フリーメーソンの浪漫をその胸に付けてみるのはいかがしょうか。