宝石が咲く小さな花畑のようなジプシーリング
- 商品番号 /R4051V
- 年 代 / 1893年頃
- 国 名 / イギリス
- サ イ ズ / 縦:6.6mm 厚さ:2.0mm 12号(サイズ直し無料)
- 素 材 / ルビー、サファイア、ダイアモンド、18金
ジプシーリングとは宝石を埋め込むようにセッティングしたリングのことを指します。このリングはフェイスが蒲鉾状に少し膨らんており、そこに宝石がセットされています。
中央にはオールドヨーロピアンカットのダイアモンドがスターセッティングされており、周囲には蕾ような形に彫り込まれ溝に起こされた爪でサファイア、ルビー、ダイアモンドの三色の宝石が留めらています。まるで、三色の蕾が固まっているようです。そう考えると中央のダイアモンドは星ではなく、八枚の花弁を開いた満開の白い花のようです。
それぞれの宝石の裏は穴があけれたオープンセッティングになっています。
シャンクの内側には刻印打たれており、左から「H M」というメーカーズマーク。次にイギリス製のハイカラットゴールドを示す王冠。18金を示す「18」。登録地バーミンガムのタウンマークである「錨」。製作年を示すアルファベットの「t」があり1893年の作品と解ります。
状態は良好で、金の表面には小さな擦り傷がありますが気にならない程度です。また、ルーペでみるとシャンクの内側フェイスと対角線上に小さな傷があります。
指に嵌めると引っ掛かることもなく、普段から付け易いです。18金の丸み帯びた丘の上にお花が花咲くようなイメージの指輪です。