アールヌーヴォーの優雅な曲線の中に希少石デマントイドが輝く。
- 商品番号 /B4022V
- 年 代 / 1900年頃
- 国 名 / イギリス
- サ イ ズ / 縦:15.5mm 横:45mm 厚さ:8.5mm(針を除き)
- 素 材 / オパール、デマントイドガーネット、ダイヤ、15金
ロシアのウラル山系で19世紀に発見されたデマントイドガーネットは光の屈折率が高く、小さな物でも強い存在感を放ちます。
ジュエリーに多く見られるようになるのは19世紀末頃からです。その後ロシア革命前まで西ヨーロッパに輸出されていました。
この作品はアールヌーヴォー期ちょうどデマントイドガーネットが人気を博した時代の物です。その優雅な曲線は植物を表現し、オパールはお花を象徴としています。デマントイドガーネットは葉の部分とオパールと茎をつなぐ部分に使われています。
オパールも遊色効果の高い物が使用され、ピンクのファイアーを中心にグリーンとブルーのファイアーも浮かび上がります。
曲線を帯びた茎はナイフエッジが施され表側は細く裏側が太くなっています。
裏面中央には15CTという金の純度が15金であることを示すイギリスの刻印が入れられています。
アールヌーヴォーのデザインを取り入れたジュエリーは少なく、その中でもデマントイドガーネットを使用した物はさらに希少です。
ご使用の際には斜めに襟や胸元などに使うとおしゃれだと思います。
その際にはオリジナルのチェーン付きストッパーもご一緒にお使いください。ご希望がございましたら、このストッパーを取り外してお渡しすることも可能です。
どちらの場合にもシリコンストッパーをお付けいたします。
最期にデマントイドガーネットは色合いや輝きに石によって差があります。この作品に使用されているものは色合いも濃く透明感と輝きも強いです。もっと色の薄い物が多く、そうした物はこれだけの石の力は感じられません。
美しい色合いのデマントイドガーネットを使用しているからこそ、目を惹く魅力のある作品となっています。