繊細な透かし細工とダイアモンドの煌めきの中に、サファイアが生きる指輪
- 商品番号 /R3043X
- 年 代 /20世紀初期頃
- 国 名 / 推定オーストリア
- サ イ ズ / 縦22.2ミリ・厚さ4.7ミリ 10号(サイズ直し可能)
- 素 材 /サファイア、ダイアモンド、14金ホワイトゴールド
指をすっきりと美しく且つ長く見せてくれるリングです。
ダイアモンドのみを使用したこの時代のリングとの違いは、やはりサフィアがセットされていることでしょう。
紺色のサファイアがダイアモンドとホワイトゴールドの白さの中に際立ち、また、肌の色合いとも対比的に浮かび上がります。
細い透かしは糸鋸で彫りぬかれ、その周囲全てに細やかなミル打ちが施されています。
ベースとなるフェイスとサファイアと上下のダイアモンドがミル留めでセットされている部分は、小さな接点でつながれています。
この接点は、裏側が太く表側は細くなるナイフエッジが使用され、表面には出ていません。
そのため、指に嵌めると中心となるダイアモンドとサファイアの周りの円と四角の透かしがはっきりと浮かび上がります。
ミル打ちや透かし細工なども見事ですが、その他にも上下についている模様は一見、小さなダイアモンドがセットされているのかと見えます。
しかし、これは、周囲を彫ることにより小さな玉を残していっており、この小さな玉が光を反射し輝いているのです。
非常に手の込んだ細工が美しい現代ジュエリーではなかなか見れない逸品です。